院 長
[ 資格・所属学会 ] 日本泌尿器科学会 専門医
ごあいさつ
皆さん、こんにちは。院長の川口正志です。
3年半前にご縁があり、この稲美町にある奉志会で泌尿器科医として赴任いたしました。主に泌尿器科外来および透析管理、在宅診療をさせて頂いており、皆さんのご支持のおかげで、徐々に規模が大きくなりました。現在の環境では手狭になったため、泌尿器科外来を1階に移転する事になったのですが、その際に独立のお話しを頂きました。
以前より開業を念頭に考えておりましたが、一般的なクリニックではCTやMRIなどの検査をすることにとても敷居が高く、かと言って出来なければ十分な検査も出来ないため、どうしたものか迷っておりました。
奉志会に隣接して開業できるのであれば、CTやMRIを兼ね備えており、患者さんの労力も少なくすみます。また送迎も行っているため、来院頂くことも安全にできるため、私としてはまたとないであろう提案でしたので、二つ返事でお受け致しました。このような機会を与えて頂いて、心より感謝しております。
クリニックでの勤務および開院という作業を通して強く思ったことは、医者一人では何もなし得ないということです。 普段の診療から開業に至るまで、自分の無力さを痛感しました。それでもやって来られたのは、たくさんの方に助けて頂いたからこそであるのは言うまでもありません。お世話になった事はもちろん、様々な苦難でさえも自分を成長させてくれる糧になると、常に感謝の気持ちを持って医療に勤しんでいきたいと思います。
排尿障害や過活動膀胱、前立腺癌や膀胱癌のフォロー、ED治療、男性更年期など一般的な泌尿器科のクリニックでされている検査や治療はほとんど出来ます。
CTやMRIなどの検査も同敷地内の協力施設ででき、終了後には画像をお見せしながら丁寧に説明したします。また透析を管理していたこともあり、慢性腎臓病の保存期の管理や高血圧、脂質異常症、糖尿病などに関しても周辺の医療機関と協力しながら治療していきます。
特に慢性疾患に関しては、治療をしていくというよりも、予防をしていく事が非常に大事になります。そのためには何をおいても患者さん本人の意識、動機付けが必要になってきます。今後勉強会や栄養指導など開催していく予定ですので、皆さんもぜひご参加頂き、なぜ自力に治療が必要なのか、どんな内服をしていてどんな効果があるのかなど、しっかり理解してより効率的に自分と向き合っていきましょう。
学 歴
2005年3月 | 岡山大学 医学部医学科 卒業 |
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職 歴
2006年4月 | 独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター【初期研修】 |
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2008年4月 | 岡山大学病院【後期研修】 |
2009年4月 | 社会福祉法人恩賜財団済生会 岡山済生会総合病院【後期研修】 |
2011年7月 | 社会医療法人財団聖フランシスコ会 姫路聖マリア病院【泌尿器科医員】 |
2014年4月 | 医療法人社団奉志会 コスモクリニック【泌尿器科】 |
2017年9月 | 医療法人社団奉志会コスモクリニック【泌尿器科】 退職 |
2017年10月 | かわぐち腎泌尿器科・内科クリニック 開院 |